酸化(二酸化)チタンとは

昨今、「酸化(二酸化)チタンに発がん性がある」と話題になっております。現在弊社商品も白カプセルの原材料に酸化チタンが入っておりますが、この酸化チタンが使用している理由はカプセルの乳白色の着色の為に使用されているものであります。弊社の場合、白カプセルと茶カプセルの2種類あることから、無色透明のカプセルを使用するわけにはいかず、区別化して色分けしなければならないことから、やむを得なく使用してはおります。

ただし安全性については下記になります。

発ガン性についてはIARC(International Agency for Research on Cancer)という国際機関が以下の分類を行っております。

発がん性があるもの
(アルコール飲料、タバコの煙等)

おそらく発がん性があるもの
(ホルムアルデヒド、紫外線、クレオソート等)

発がん性があるかもしれないもの
(コーヒー、漬物、わらび等)

発がん性を分類できないもの
(コレステロール、お茶、水銀、カフェイン等)

おそらく発がん性はないもの

二酸化チタンは2B(発がん性があるかもしれないもの)に分類されております。

そのため、発がん物質と勘違いされる場合がありますが、コーヒーや漬物も同じ2Bの分類のことから、過剰に心配する必要は無いと考えられます。

体内での代謝について

二酸化チタンの人での体内の代謝については、まだよく分かっていないようです。
マウスの実験では、特に病変や組織の変性は見られなかったとの報告がございます。

呼吸器に入った場合について

二酸化チタンの粉末をそのまま吸い込むと呼吸器に障害を起こす恐れがありますが、製品は皮膜に混ぜられているため、呼吸器に入る危険性は無いと考えられます。

また、二酸化チタンの急性毒性は経口ラットLD50:60,000mg/kgとなっております。
これを、60kgの人間に換算した場合60,000mg×60kg=3,600,000mgとなります。
よって、体重60㎏の人が酸化チタンのみを3,600,000mg摂取すると50%死亡することになります。

弊社商品には1粒当たり約1.4mg程度の使用ですので、1日約2,600,000粒程摂取すると危険ということになります。
そんなにたくさん食べる人はおりませんので、サプリメントに配合されている量程度の二酸化チタンでは健康に被害がある可能性は低いと考えられます。

また、使用させていただいている白カプセルは医薬品でも使用されているものと同じものでもございます。

フランスが酸化チタンを禁止してはいるものの、そもそもEUは禁止しておらず、厚労省のリスク評価検討会でも十分な議論がなされています。

IARCのガイドラインでは、コーヒー、漬物、わらびなどを摂取することよりも、弊社のカプセルの含まれている含有量はこれらよりもはるかに少なく、ましてグループ1(発がん性がある)アルコールを摂取することやグループ2A(恐らく発がん性があるもの)に分類されている紫外線を浴びることよりよっぽど安心ではないかと思われます。

お客様には色々とご心配をお掛けしているかもしれませんが、上記理由から過剰に心配される必要はないと思われます。ただ、弊社としても今後の課題として引き続き取り組んでいきますので、今後とも引き続きご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。